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とある工具に対する認識は・・・
- 2025.12.27
- 現場が語るブログ
こんにちは、第二製造部の加勢です。
先日、ダクトカッターを購入しました。
以前から使っていたものが、使用用途以外に使われて刃先がボロボロに・・・
(本来あってはならないことなんですが)
当初同じものを仕入れる予定で調べてみたら、数社取り扱っていることがわかり
見た目と商品説明から今回の商品を購入しました。
商品が届き使用者に渡したところ、『刃先の合わせがおかしい』との連絡がきました。
見てみると確かに両脇に隙間があります。
ニッパーやペンチなど切断をする工具は刃先の合わせがピタッと合っているものという
認識だったので『どうして?』と思いました。
そこで購入にあたり閲覧していたWebページを見てみたのですが、これといった情報も
なかったのでメーカーの方に問い合わせをすることに。
年末も押し迫っていて夕方の連絡だったのですが、メーカーからの回答が1時間も
かからずに届いてありがたかったです。
こちらからの問合せに対するメーカーからの回答は
『圧力は面で受けるよりも点で受ける方が力がかかりやすくなる性質があり
ダクトを小さな力でも切りやすくするためそのようになっております。』
とのことでしたので、試しに切ってみると合わせがあっている工具よりも力が要らないような感じを受けました。
今回の工具はダクトと呼ばれる配線関連のパーツで、そのパーツに特化した工具だっただけに
切る工具の刃先は【合わせが合っている=よく切れる】という認識は当てはまらないんだなぁと思い知らされました。
それではまた。
