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結局この部分は人間がしないとだな・・・という話

  • 2025.12.11
  • 現場が語るブログ

こんにちは。研究開発室です。

私事ですが、最近、業務マニュアルを作成する機会がありました。

毎回のことですが、「どこまで詳細に記載すべきか」で悩む場面が多いです。

弊社はISOを取得しているため、部門としての業務フローチャートはすでに存在しており、
現在の自分が読むと、各ステップで何を行っているのかはある程度イメージできるようになっています。

しかし、その細かな内容や具体的な手順は、新入社員や実務未経験者などにとっては、
「何のための作業なのか」
「具体的にどのように進めればよいのか」
が分かりにくい場合もあるのではないかと感じています。

そのような理由から、ある程度詳細なことまで記載しなければならないマニュアルが、時折必要になります。

とはいえ、詳細な進め方は人によって異なるため、
自分の方法をそのままマニュアル化するわけにもいきません。
その“どこまで書くか”のバランスを取ることが非常に難しいと感じています。

昨今AIに頼ることが増えてきました。
今回の件も相談すると、

マニュアルを読む対象者は?
目的は?
絶対に守らないといけないことは?

軸がぶれるとマニュアルは書きづらくなります・・・といった的確なアドバイスがもらえました。

ただ、そこを埋めるのは結局自分です。

関数f(x)の結果を出すのがAIの役目だとすると、
関数f(x)のxに何を入れるのか、考えるのは人間の役目です。

マニュアルもまさに「x をどう定義するかの思想」を文書化している作業なので、
こういった業務はずっと残るんだろうな・・・と思っています。

以上

研究開発室でした。

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